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2004.11.14
Gocoo + Goro ライヴ in STB139
Gocoo、というかKaolyさんと繋がった。うれしい。 以前の記事
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2012年 06月 20日
なにやら6月29日くらいに沢田研二さんの2012年1月24日のライブDVDが発売されるとか?
ならばちょっと思い出させちゃおう! なーんてそれらしい言い訳をしますが、半年経ってからの「あの日」報告です。 ま、お気楽に思い出してください。 **************************************** 2012年1月24日、都内はまだ溶けきっていない雪がそこここに残る寒い夜だった。 地下鉄の九段下駅に着くと、地下構内で既に目につく50代〜60代のご婦人たち。 驚いたのは出口近くのトイレに長蛇の列ができていたこと。「なぜここで???」とも思ったが、確かに会場のトイレはいつも満員長蛇の列だから、それを見越してここで済ませちゃおうということかと、納得。 ちょっと驚いちゃったのよ。 武道館まではぎゅうぎゅうの行列。入口の階段前で姉と合流。 姉は1971年のフィナーレもアリーナで絶叫していた。 開場が開演の1時間前って本当に大丈夫なのかな、と思えるほどの行列。 若者と違って歩みはのろいかもよ、なんて思っていたけど、ご婦人たちの歩みは早かった。早いどころか、前との距離が測りにくいのか、背中にぐいぐい当たってくる。 バーゲンで培ったぐいぐい技か? 席に着き、徐々に会場が埋まってきたんだけど、姉の前の席になんとも巨漢の男性が。 姉「社会悪だ」と毒を吐く。「この人、まさか立たないよね」と。あ、アリーナです。 と思ったら、おれの後ろの女性が、「あららら何も見えなくなっちゃったわよ、あのお相撲さんで」と。 “お相撲さん”て。ちょっと笑っちゃったよ。 おかしいので後ろを見てみたら、発言した女の人も負けないくらいお相撲さんみたいで、ど派手に装飾されていたよ。さらに笑ってしまった。 ちょっと時間を飛ばすけど、メンバーがステージに登場したとき、当然会場は「キャーーー」となった。 でもおれの周り……特に後ろあたりは、喜びの「キャー」ではなくて、「ギャーーー」「えーーーー!」という声が多かった。 「ギャーー! 見えないいい」「えーー! 立った〜〜」と。 そう、巨漢男性が立ち上がったのでした。 ライブ開始。 まずは「G.S. アイ・ラブ・ユー」が会場に流れる。 頭は完全に“タイガース”だったので、一瞬、「あれ? この曲なんだっけ」と思ってしまった。 そしてメンバー登場。 会場騒然。 「ミスター・ムーンライト」 そうですか、この曲からだったのですか。いわずもがなのビートルズナンバー。いやいや、ビートルズがカバーしていたナンバー。当然タイガースはビートルズver.のコピーでしょ。 でも最初のシャウトはなんか低かったような気がするな。ジョンのイメージが強いせいかな。 武道館で「ミスター・ムーンライト」となると、当然ビートルズ来日のニュース映像が思い出される。 白黒映像のパトカーで先導されるビートルズ。そしてジョンのシャウト、とね。 かっこいいな、ジュリー。 続いて 「ドゥ・ユー・ラブ・ミー」 デイブ・クラーク・ファイブで有名。でもこれもオリジナルはほかのバンドだったような? ま、タイガースはデイブ・クラーク・ファイブをコピーしたんでがしょうな。 さらに 「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」 ストーンズver. これはライブではお馴染み。 カバーを3曲やって、MCに。 「タイガースの最後のコンサートから42年が経ちました。同じ武道館で感慨深いです」てなことを話す沢田研二さん。41年じゃないの? とは思ったけど、当然発言はばっちり正確じゃないですからね。(以下すべて) ここからオリジナルナンバーへ。 「僕のマリー」 子ども心に「暗く寂しい歌だ」と思っていました。 ジュリーの歌声は、切なく、もう泣いている? という感じ。DVDで確認できるかな? 「モナリザの微笑」 タローのハーモニカで始まる曲なんだけど、曲順を間違えたピーがカウントを始める。 振り返るジュリーとタロー。 間違えに気づき、おどけて謝るピー。 「銀河のロマンス」 「シルヴィー・マイ・ラブ♪」のあとに「ララララララ〜」がコーラスで入る。もちろんGRACE嬢が。女性がいて良かった。 「坊や祈っておくれ」 この曲知らないけど、これはあれかな。反戦を歌っているのかな。「朝に別れのほほえみを」に通じるような。 サリー作詞、タロー作曲の隠れた名曲だそうです。 MC. 武道館はステージ裏にもお客さんを入れているため、360度から見られている。 で、「今日はみんなで八方美人になろう。1月24日は八方美人の日です」と。 ステージ裏は後ろ姿だけど近そうだったな。 「38回目のステージです」と。 そして、 「昔は岸部修三という名で店に出ておりましたが、今は岸部一徳と名前を変えておりまして」 客席「サリー!!!」 「サリーのベースと低い声が嬉しいです」と紹介。 サリー「最近は一徳という源氏名でやらせてもらっております。最近はサリーと呼んでくれる人もほとんどいないんですけど」 すると客席のあちらこちらから、「サリー!!」と。 サリー「そんな急に呼ばれても」 会場:笑い この辺の「間」はさすがです。 「またこうやってやれて感じるのは、本当に音楽は楽しいなと」みたいなことを言っていました。 本当にサリーがヴァイオリンベースを弾いてコーラスをする姿は、昔と変わらずかっこいい。ちょっと猫背でね。 で、たまに激しく動いたりして、「危険なふたり」の紅白ではまだ井上バンドでベース弾いていたんじゃないかな。あの動きですよ、激しいの。あれも見られたりして。 演技派俳優さんだもんなぁ、岸部一徳さん。 次にタローを紹介。 「器用と申しましょうか。喫茶店の店主をやったり・・・・・・最近では競馬の予想屋もやっておりまして。ふっふっふっふっふ。ほとんどが冗談ですけど」 「地道に音楽活動をしてきています」と。 タローさん「みなさんも僕たちも本当にいい時期に産んでくれたなと、母親に感謝して・・・・・・」みたいなことを。 次にピー。 「この間のことは彼の本を読んでいただければ」と。 トークショーもやるとか。 ジュリー、トークショーのゲストについて、「は!? わたくし、今はじめて知りました!」と。 このピーとの話のときに、沢田さん、「そんなこと言うと、肉あげるよ!」と腹の肉を投げる仕草。 ピー「いらんわ」 この肉を投げる仕草はこのあとも何回かやっていたと思う。 ピー、細いからな。もらっておいたらいいのに。 ジュリー「僕たちはこれがタイガースとは思っていなくて、全員が揃ってはじめてタイガースだと思っています。 今日、落ち着いていつも通りやろうなんて話していましたが、この武道館でいちばん興奮しているのは私でした」 「ビコーズ」 タローが歌う。 これもデイブ・クラーク・ファイブが有名かな。スタンダードナンバーですな。 ここで、ジュリーが、「精神的にも肉体的にも非常に・・・・・・」といったあたりで客席はまた騒然。 シローが登場。 舞台袖まで車椅子で来て、サリーが手を貸して歩いて舞台中央へ。 中央の椅子に座る。 会場拍手。 「ここまで来てくれるという気力が戻ってきてくれて」とジュリー。 「それでは1曲、いきまっせ」とジュリーがいうと、「1曲といわず、2曲・・・・・・」とシロー。 「今日こうしてここにいられるのは、全部ジュリーのおかげなんだよ。ありがとう、ありがとう」 「若葉のころ」 ビージーズですな。 ちゃんと歌えているシロー。 音楽が体を良くしているのを目の当たりにした。 終わったら、最初以上に声が出ていて、喋りも楽そうだった。 「ジュリーに、シローにはトークがあるじゃないかといわれた」 でも泣き虫だから泣いちゃうとトークできないからと。 「遠慮しとくわー」と言ったとか。 客席から、「いけてるいけてるー!」(たぶん)と声がかかると、「どこがいけてるんですかー」と返していて、本当に元気になった感じ。 結構喋って、「あ、武道館だった。武道館ということを忘れちゃいけない。僭越でした」と。 サリーが近寄り、立たせようと手を貸すと、「だれ???」とシロー。 サリー関西弁イントネーションで、「兄です、兄です」 「岸部七郎でした」とジュリー。 「次は兄が歌います」 で、サリーが歌う。 「テル・ミー」 ここまでサリーは歌っていなかったのかな? ツアーの内容知らないんだけど。 ストーンズナンバーですな。 「40年ぶりに帰ってきました。絶大なる拍手で、大きな声で掛け合いをお願いします。それではピー先生! お願いします!」 「ジャスティーン」 ピーがドラムから降りてセンターで歌う。 踊りながら歌うんだけど、やはりその踊りは素人っぽかった。うん、かっこよくはなかったなー。ま、ドラマーだからね。ドラムはかっこよかったからいいんだ。 でもやはりさすが音楽を続けているタロー。ギターを弾きながら踊ってもちゃんとかっこいいもん。腰とかが。 ここまでのツアーではここで「サティスファクション」をやっていたのかな? なんかそんなことを後ろの装飾お相撲さん婦人が言っていたような。 シローとサリーが歌ったから、「サティスファクション」はやっていない。 ここで休憩。 衣装替え。トイレ。 ストーンズの「リトル・レッド・ルースター」が流れ、後半スタート。 「淋しい雨」 「風は知らない」 「散りゆく青春」 に続き、 「花の首飾り」 加橋かつみがリードヴォーカルの曲だけど、やらないわけにはいかないか……。 ジュリーはトッポを誘い、トッポは今回のやり方が気に入らないといって参加しなかったらしい。いつかトッポも一緒にやる、と言っているジュリーはえらいなーと思う。 人として気に入らないこともあっただろうに、水に流したのか歳が忘れさせたのか、人として偉いなーと思う。シローのこともそうだし。 そこまで人間ができていないわたくしはトッポは好きじゃないけどね。てへ。 それは子ども心に覚えている失踪事件だったり、大人になってから聞いた発言だったり、ひとりでタイガースと名乗ってステージに上がることだったりと、全然音楽的なこととは関係ないんだけどね。 「割れた地球」 「怒りの鐘を鳴らせ」 この2曲いいわ〜。 古さなんて感じさせない。ハードだし。好き。 で、レコードを聴き返してみると、やはりライブの方がよかったりしてね。 そりゃ仕方ない。生には勝てぬ。 「怒りの〜」はサリーのコーラスもむかし通り。って、むかし知らないけどね。 鉄人バンドがいてよかった、とも思えた。この曲のとき。 「割れた地球」→大震災、「怒りの鐘〜」→放射能汚染もろもろ、と3月8日の雲に通じる2曲かな、と。考えすぎですか? 「美しき愛の掟」 ソロツアーでも歌ったことがあった? これも叙情的というか、劇場型というか、な歌。 王子様にこんな歌うたわれちゃ、そりゃたまらんでしょ。 おじいさまに歌われてもたまらんよ。 「青い鳥」 タローさんの名曲。 やはりいい曲ですな。 沢田研二さん、「名曲中の名曲」と紹介。 「シーサイド・バウンド」 盛り上がるのは仕方ないか。 なんかもはやストーンズがライブでやる「ブラウンシュガー」に近い。 曲は嫌いじゃないんだけど、もうライブでこの曲で盛り上がるのは……という気分。 しかし相変わらず後半になるに従ってジュリーの声は張りが出てくる。鉄人バンドを率いる親分さんは超人ですね。 でも、 「君だけに愛を」 では、やはり「うわわわ〜」と鳥肌が立ってしまう。 イントロの「ちゅい〜ん」というギターのあとが、サリーのベースというところが嬉しい。感慨深い。 で、やはり黄金の人差し指はあちこちを黄色い歓声に変える。指したところが「きゃ〜〜〜〜」だもの。 「誓いの明日」 これもGrace嬢のコーラスがよかった。 ここで終わっちゃったよ。 いや終わりじゃないのはわかっているけど。 あれとかあれとかやってないし、と。 アンコールに登場。 メンバー紹介とMC。 「シローは勇気を振り絞ってステージに上がってくれた。今日で少し元気になってくれればと思います。加橋かつみは僕のやり方が気に入らんと」 「僕たちは命ある限り、全員が揃ってタイガースです。近い将来……」 「私もすでに65」 そうか〜。 ピーを紹介したとき、「この武道館の中で、ピーだけが昔の体型です」と言っていたジュリー。お客さんは、「またジュリーの自虐ギャグ」みたいに笑っていたけど、あれは、(お客さんも含め)という意味が込められていると思う。「この武道館の中で」だもんね。 「シー・シー・シー」 ピーのドラム、かっこよかったよ。 「落ち葉の物語」 これもソロツアーでやっていたね。 「すーて〜きな すーて〜きな 恋〜の〜も〜の〜が〜た〜り〜」というフレーズは覚えているな〜。子どものころに聞こえていたのを。 「ラヴ・ラヴ・ラヴ」 「僕たちとみなさんの讃歌、ラブラブラブを歌ってお別れしましょう」とは言わなかった。これは41年前のMC。 本当のアンコール。 「サティスファクション」 なんかジュリーが各メンバーに、「やる? やりますか」と確認しているのがよかった。本当のアンコールな感じが出ていた。 「いくぞ〜!」と野太く叫ぶ沢田さん。 最後はお馴染み、関東一本締めで。 帰り際には2階(? 1階?)に加瀬邦彦さんがいたらしく、下から手を振る人、上で手を振り返す加瀬さん、みたいなシーンもチラ見。 外ではワイルドワンズのあの、ベースの人、あ、島さん? に追い越された気がする。 姉にそれを教えて、「「アニター!」て言ってみなよ」なーんてふざけていたら横断歩道の途中で信号が変わってしまった。 そういえば後ろの列にはきょうもとまさきさんがいたわ。すぐ斜め左に。 いや〜、よかったです。 四ッ谷で電車がなくなるまで呑んでしまいました。姉と。
by buriro-1623
| 2012-06-20 18:11
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