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2004.11.14
Gocoo + Goro ライヴ in STB139
Gocoo、というかKaolyさんと繋がった。うれしい。 以前の記事
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2006年 03月 02日
「あなたへの愛」の「い」。
(い)「いのち」。 今日また、大切な(い)「いのち」が消えていきました。 久世光彦(くぜてるひこ)さん。 演出家、脚本家、作詞家、プロデューサー。 日本が誇る演出家、脚本家、作詞家、プロデューサー。 ま、個人の好き嫌いはあるし、 クセのある人だったから、すべての人に賛同を得られるとは思わないが、 おれは大好きだった演出家であり、プロデューサーだった。 みんなが知っている作品としては、 「時間ですよ」とか「寺内貫太郎一家」(DVD発売おめでとう!)とかがある。 ドラマでありながら生放送をしてみたり、劇中で歌を唄うシーンを毎週入れて しかもそれがヒットしたり、 久世さん自身が好きだったことをガンガンやって成功させた 才能のある人だった。 向田邦子さんの作品のドラマ化は上記のコメディもの以外も 数多く演出していた。 やはり演出家であるからして、 「好きな役者」というのもあったらしく、 加藤治子、小泉今日子主演の作品は多数ある。 そして沢田研二、田中裕子の2人も久世さんの作品にはたくさん主演している。 田中裕子さんは向田邦子さんの作品にたくさん出演していた。 ジュリーは'70年代の名作ドラマ「悪魔のようなあいつ」で、 久世さんの欲求に応えるような妖艶な演技を見せている。 久世さんプロデュース(演出もしていたはず) 長谷川和彦(ゴジさん)脚本 阿久悠原作(漫画の画は上村一夫) という今となっては信じられないスタッフで作られた作品。 ジュリーが3億円事件の犯人を演じたテレビドラマだった。 ホモや頭の弱い女の子や男娼、殺し、びっこ、などなど、 現代のタブーがたくさん出てくるので、 長らくソフト化は無理かと思われていたが、 (マスターテープ紛失という噂もあったけど) 今はDVDボックスとして発売されている。 ぜひ万人の購入をすすめます。 看護婦役の篠ひろ子は常に、どこにでもナース姿で現れるし、 (今観ると、というか当時でも)他にも突っ込みどころは満載。 でもそんな突っ込みどころも久世さんはヨシとして演出していた。 久世様式美、みたいなもんだと思う。 ミュージカルじゃないのに、 ドラマの中で歌を唄い出すのも(「時間ですよ」「ムー一族」とかね)、 現実ではありえないけど、毎週繰り返されて「あり」にしてしまう 久世様式美だった。 その一方でシリアスなドラマの演出もきっちり行う。 戦争に関するもの、昭和の郷愁を描いたものなども多くある。 時代考証がおかしいという批判があっても、 おれは久世様式美、久世演出だからヨシと思っている。 ヨシと思わせるような力が久世さんにはあった。 好きだからそう思うのかもしれないけど、 そこは無視して書いてます。 wowowで放送されたドラマ「センセイの鞄」では これまでにも多くの作品で主演に使った小泉今日子を起用。 かなりの好評だった。 そしてここ5年くらいジュリーと組んでやっていた音楽劇の舞台では、 昨年その「センセイの鞄」を演出。 この作品は川上弘美さんの原作なんだけど、 久世さんにとっては、 向田さん以来、気に入った作家だったのかもしれない。 (ひょっとしたらあの舞台が遺作になるのか?) ジュリーのことを「色っぽい」といって 主演にすることをテレビ局に訴えた'70年代から 2005年まで久世様式美でジュリーを彩ってくれた。 またひとりジュリーのお父さんが亡くなってしまった。 70歳。早いよ。 その後ニュースなどは見ていないのでわからないが、 急死だったようだ。 でも5年続いていたジュリーの音楽劇の演出を、 今年はやらないことに決まっていた。 体調……悪かったのかもしれない。 慎んでご冥福をお祈りします。 あちらの世界には 向田さんもいるし、名優もたくさんいるし、 喜んでいるかもしれない。 久世様式美は不滅です。受け継がれていくでしょう。 お清め泡盛飲みながらなので、 乱文かもしれぬ。 読み返す力もなし。 ふげげげげ。 「久世様式美」 腰=痛かったなぁ、朝。 天気=雨。そのせいでしょう、たぶん。
by buriro-1623
| 2006-03-02 21:14
| テレビ
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