今日は母の命日であった。
お墓には行けなかったのであった。
仕事など、
1日を振り返ってもあまり進んだ気がしない。
そんな日もあるか。
そんな日ばかりか。
なんで今日は眠いんだろう。
そんな日もあるか。
そんな日ばかりか。
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リー(仮名)の話。
彼女はたまに家の中で欽ちゃん走りの動きをしている。
それが「欽ちゃん走り」と知らずに、だけどね。
もちろん教えてあげた、名前を。
ある日、学校にいくために家を出た彼女は、欽ちゃん走りをしたくなった。
あたりをうかがい、誰もいないことを確認して、欽ちゃん走り出した。
すると、十数メートル走ったところで、玄関が奥まった家から不意に出てきた
中学生と遭遇。見られてしまったという。
リー(仮名)は驚いてそこから普通に走っていったらしい。
中学生も驚いただろうな。
「ちゃんと見回して誰もいないと思ったのに、急に出てくるんだもん」と
照れ笑いをしながら話すリー(仮名)。
「なんか欽ちゃん走りで学校に行きたくなったんだもん」と
不思議な動機を話すリー(仮名)。
できれば家の中だけにしておいた方が……。
腰=痛くない。
天気=晴れ。
眠い。